SDGsへの取り組み

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。貧困や格差、気候変動などの世界の問題に人類全体が一丸となって取り組み、2030年までに解決を目指すものです。

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瀬戸内ファームが考える「持続可能な社会の実現」

「持続可能な社会の実現」に向けて、瀬戸内ファームができること

私たち、瀬戸内ファームは農業を生業とする株式会社です。創業来無農薬栽培にこだわり、2020年12月には農林水産省登録認証機関よりJASオーガニック認証を受けました。
「持続可能な社会の実現」に向けて、瀬戸内ファームに何ができるのか?そして「持続可能な社会」とは?私たちの出した答えは「今より良い未来を次世代に引き継いでいく」こと。目指すべき目標は、「持続可能な農業」です。今後どのように環境が変化したとしても、私たちは無農薬を貫いてまいります。それが唯一の存在理由であり、私たちの企業理念「農業を通して人と 自然をつなぐ」ことになると信じているからです。
SDGsは壮大な目標ですが、企業理念である原点に立ち返り、出来ることから1歩ずつ「持続可能な農業」を目指していくことで、持続可能な社会の一員としての責任を果たしていきたいと考えています。

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瀬戸内ファームの取り組み

「持続可能な農業」 、そして「農業を通して人と自然をつなぐ」

瀬戸内ファームは、国連で採択された「SDGs」の目標に賛同し、事業特性を踏まえて、17のグローバル目標の中から取り組むべき課題を抽出し
「持続可能な農業」を目指すこと、そして、企業理念「農業を通して人と自然をつなぐ」に向けて努力してまいります。

瀬戸内ファームの目指す
持続可能な農業

環境に配慮した農業の取り組み

栽培過程で農薬や化学合成肥料の使用は行わず、有機JAS認証の規格に沿った栽培を行います。これにより自然循環を目指し環境負担の少ない農業を行います。具体的には地場産酒米から出る「もみ殻・米ぬか」を2~3ヶ月発酵させた自社製有機堆肥を用いて土づくりを行い、本来なら廃棄処分され環境負担になるような有機物を再資源化して有効活用しています。また、環境負荷の少ない農業資材の選定、農業資材のリサイクル利用といった農業関連のみでなく、管理部門における出来る限りの節電、梱包資材のリサイクル利用、紙の使用削減等取組んでいます

農作物の安定的な供給を目指す取り組み

農作物の収穫は一時期に集中しがちです。収穫と同時に大量に供給するのではなく、必要に応じた供給を行うことで、農作物の安定供給を目指します。1年を通して野菜の保管が可能となる設備を整備し、年間を通した安定的な供給を目指します。また自社栽培の農作物を活用し、加工品の企画販売を通じて、時期にばらつきがある売上を平準化し、より強く安定した農業を目指します。

農業関連の雇用を増加させる取り組み

環境負担の少ない農業を行い、高付加価値の食料生産を行います。この取り組み過程で働く人のスキルアップ、労働生産性の向上を目指し雇用の拡大を図ります。

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瀬戸内ファームの農業とSDGsへの想い

「無農薬で農業を行う」ということ

農業をビジネスとして捉えるならば、自然が相手のためコントロールしづらく、売上が一時期に集中する傾向は安定的な経営とは言えません。農業資材、農地管理、人件費等さまざまな資金支出が先に、継続的に発生するにも関わらず、資金回収に長い時間を要します。このように、ビジネスとして難しいとされる農業に無農薬で挑戦している瀬戸内ファームの内情は、毎日が試行錯誤の連続です。
「無農薬で農業を行う」ことを、一言で表現するならば「雑草との闘い」です。いかに雑草が生えないようにするか、もみ殻や肥料を厚く敷いたり、マルチを敷いたり、雨が降るたびに伸びる雑草を刈り、抜くことなどに多大な時間と労力をかけています。2021年からコンパニオンプランツ(共栄作物)を取り入れ、植物の力を活かす取り組みも始めました。
そしてもう1点、「無農薬で農業を行う」ためには、自らの力で「販路を開拓する」必要があります。つまり、お客さまに選んでいただかなければ事業を継続できないのです。

「昨日より今日、今日より明日」という気持ち

農業、さらには無農薬というとても高く大きな山に挑む私たちですが、SDGsという時代の追い風も感じています。私たちの考え方に共感し、農作物を評価して、適正な価格でお求めいただけるお客様が以前より増加していることも感じています。
これからの農業は自然との共生とお客様の共感を得ること、つまり「持続可能な農業」を目指していくことが私たちの企業理念「農業を通して人と自然をつなぐ」ことになると考えています。
「昨日より今日、今日より明日」、これが私たち瀬戸内ファームのSDGsへの想いです。

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瀬戸内ファームは、
「昨日より今日、今日より明日」
という想いで
持続可能な農業を目指していきます。